学校ブログ
なんだいとなんばんめ?
1年生教室では,「なんばんめかな」という算数の学習が始まっています。
ものの個数や順番を正しく数えたり,表したりする学習です。
ひだりから3台の車の色は…?
ひだりから3台めの車の色は…?
「め」がつくのと,つかないのでは答えがちがうね? どうしてかな?
先生は,図を見せながら,ゆっくり,丁寧に子どもたちに考えさせていきます。
こうして,子どもたちは集合数と順序数について,理解を進めていきます。
わかっているのに…どうして? 「あぶないよ」(道徳/安全教育)
2年生の教室では,道徳の授業が進められていました。
黒板には,スーツにネクタイをした男の人から道を尋ねられている男の子の様子がわかる挿絵が貼られています。
先生「ぼくは,どうして車に乗ってしまったのかな?」
「いかのおすし,知らない人についていかないって知っていたのにね…?」
子どもたちからは,
「本当に,困っていそうだったし…優しそうだったから」
「助けてあげたら,ゲームを買ってくれるかも…」
「いざとなったら,車のガラスを割って逃げればいい!」など,思いおもいに考えが出されます。
先日は,不審者対応避難訓練に合わせ防犯教室も開きました。「誘拐・連れ去り」について,先生たちの寸劇を交えて,子どもたちに注意を呼びかけました。
今日は,道徳の授業の中でも,同様の学習場面に出くわすことができました。
防犯教室などで「自分の命は自分で守る!」「いかのおすし」を勉強している子どもたちですが,それでも相手を信用してしまう心,自分は大丈夫という油断する心が,自分にもあることをふり返る授業でした。
児童記者から取材を受けました!
4年生の児童2名が校長室に取材に来てくれました。(*^^*)
前日,授業を見て校内を歩いていると,その2名の記者から取材の申込がありました。
記者「校長先生,明日の1時間目,質問しに行ってもいいですか?」
校長「どんな質問ですか?」
記者「校長先生の趣味や好きな食べ物とかです。」
と,こんなやりとりをした翌日,1校時が始まって間もなく,校長室をノックする音が…。
取材を受け,教頭先生にお願いして写真を撮ってもらった後,いつ記事になるのか問いかけると,記者さんの一人が,計画表らしきものを見ながら…。
記者「全部で11時間の予定なので,今日が2時間目だから,あと9時間後になると思います。」と,直ぐに答えてくれました。
活動の進め方を自分たちが計画し,「いまどこを進めているのか」,「これからどうしていくのか」など,見通しを持ちながら学習を進めているようです。!(^^)!
完成が楽しみです!(^^♪
失敗にも価値があります
6年生は理科で,植物のからだのつくりやはたらきについて学習しています。
ある日の理科室では,光合成について学習している実験中の子どもと先生を見ることができました。実験用のガスコンロを使い,じゃがいもの葉を煮て,ろ紙に挟んで木槌で叩いています。ある程度,叩いたらろ紙をヨウ素液に浸してみます。葉にでんぷんができていれば,ヨウ素液に反応し,色がつきます。日光に当てた葉,日光に当てなかった葉と,条件を変えてでんぷんの出来具合を調べ,比較してみることで,光合成のしくみについて理解を深めます。授業を担当している先生は,比較実験用に,いちごの葉も準備していました。
いちごとじゃがいもの葉では,「どちらが,でんぷんがよりできているか?」「違いはあるか?」など,子どもの(?)をくすぐるようなしかけがありました。
実験は,用具の準備,事前実験など,とても手間がかかる学習です。実験結果も,予想通りの結果が出るとも限りません。(失敗することもあります。)しかし,失敗することも実験を伴う学習の大切な目的です。失敗させないように指示を細かくしたくなりますが,条件を整える過程など,児童が「自分で考えて,実験する。」「失敗して,やり直す。」を繰り返すことで,思考力が育っていくのだと私は思います。
こころウキウキ!音楽朝会
今月の音楽朝会がありました。
朝,担当のT先生が校長室へ来て,「校長先生,突然ですがお願いがあります。」
(笑顔で入ってきた先生に,「なになに?」とたずねると)
T「今朝の音楽朝会,校長先生にはマラカスの担当をお願いします!」
(おおー,そのお願いを待ってたよ!!(^^)!)
校長「了解しました!」
体育館では,T先生から打楽器の担当を依頼された先生たちや3年生以上の子どもたちが準備しています。1・2年生は,リズムに合わせた踊りを考えて参加してくれました。
先日,打楽器のコンサートを全校で鑑賞した体験を生かして,すぐにこうした全校集会を企画してくれた先生たちの機転の良さに脱帽です。
梅雨本番とばかりの蒸し暑い朝でしたが,切串小学校の体育館には,たくさんの笑顔の花が咲きました! 楽しい気分で一日がスタートしました!(^^♪
総合的な学習の時間(きりくし学習)
3年生以上の学年では,今年度の総合的な学習の時間(きりくし学習)の学びが進んでいます。3年生は「地域の農業や水産業」・4年生は「防災」,5年生は「自然・環境」,6年生では,「ふるさと活性化」と,それぞれのテーマで学習を進めています。
5・6年生の教室では,「切串(地域)や切串小の良いところを出し合ってみよう。」との問いかけに,たくさんの意見が出されていました。学校林など,自然環境についてはもちろんですが,毎朝交通安全の見守りをしていただいている地域の人のことなど,「ひと・もの・こと」からたくさん意見が出されていたのが嬉しかったです。これから進んでいく学習がとても楽しみです。(写真は,3・4年生,5・6年生の学習の様子です)
うんとこしょ!どっこいしょ!!
1年生教室からかわいらしい声が聞こえてきます。
教室をのぞくと,お面をつけた1年生が劇の練習をしていました。
国語の教材「大きなかぶ」の学習のようです。
役になって動作化しながら,文章を正しく読む練習を繰り返しています。
「おじいさんを,おばあさんが引っ張って,おばあさん(が)孫(を)ひっぱって,」
先生は,子どもたちを見守りながら,「そこは,(を)かな? (が)かな? 誰が誰を引っ張ってるの?」と読み間違いを逃さず,正しい助詞の使い方を繰り返し練習させています。
教室の中は,笑顔がいっぱいです。
楽しく学んでいて,見ている私も笑顔になりました。(*^^*)
(楽しくなり過ぎて,脱線しそうな人には,先生から「あれ?○○くん,大丈夫かな?」と,しっかりサポートの声かけもされていました!)
わくわくサイエンス(親子科学教室)
6月22日(木)は参観日でした。
授業参観の後,体育館に集まって,親子科学教室を開催しました。
講師は,大柿自然環境体験学習交流館(通称:さとうみ科学館)の西原館長さんです。
教材は,「くるくるクラゲ」(色を)塗って・切って・貼るだけの簡単な工作で,気流を生んで回転する仕組みを体験できるおもちゃづくりです。
お母さん,お父さん,おばあちゃん,おじいちゃんと一緒に作って,子どもたちも楽しそうでした。材料や会場の準備もしてくださった「さとうみ科学館」のみなさん,ありがとうございました。
考えを説明するって難しい!
教室を見て歩いていると,3・4年生の教室では,算数の学習が進んでいました。
「あっ,校長先生!」と気付いてくれたのは,4年生の男の子です。
教室の前方では4年生が,後方では,3年生が机を並べて学習しています。
(複式学級の3・4年生教室でいつも見られる学習風景です。)
すると,それを聞いた3年生の男の子が「二人でするのはきつい~」と私を見つけて話始めました。「どうして,二人で勉強するのがきついの?」とたずねてみると,どうやら自分の考えを説明するのが難しいとのことでした。問題は解けても,どうやって考えたかを言葉にすることに苦戦しているようです。ノートには,繰り下がりのあるひっ算の計算の仕方を説明しようとする文がびっしり書かれています。
自分の考えを相手が解るように伝えるって難しい!使う言葉,話す順番など,正しく解ってもらうには,いろいろ考える必要があります。「きつい~」と言いながらも,ノートに鉛筆を走らせている男の子の表情がよかったのが嬉しかったです。(*^^*)
打楽器の魅力を体験
江田島市の青少年芸術鑑賞事業「世界の打楽器リズムコンサート」に全校児童で参加しました。公演してくれたのは,TOKYOパーカッションバンドのみなさんです。会場は江田島小学校の体育館です。スクールバス2台で送迎もしていただきました。
子どもの心を惹きつける軽快なトークと打楽器を使った演奏,リズムに乗せて体を動かす参加型のパフォーマンスに,コンサート時間が,あっと言う間に過ぎていきました。
終わってみれば,会場のみんなが汗をかいてる,ノリノリの楽しい時間でした。
音楽の楽しさを存分に味わった子ども達でした!(^^♪