考えを説明するって難しい!

教室を見て歩いていると,3・4年生の教室では,算数の学習が進んでいました。

「あっ,校長先生!」と気付いてくれたのは,4年生の男の子です。

教室の前方では4年生が,後方では,3年生が机を並べて学習しています。

(複式学級の3・4年生教室でいつも見られる学習風景です。)

すると,それを聞いた3年生の男の子が「二人でするのはきつい~」と私を見つけて話始めました。「どうして,二人で勉強するのがきついの?」とたずねてみると,どうやら自分の考えを説明するのが難しいとのことでした。問題は解けても,どうやって考えたかを言葉にすることに苦戦しているようです。ノートには,繰り下がりのあるひっ算の計算の仕方を説明しようとする文がびっしり書かれています。

自分の考えを相手が解るように伝えるって難しい!使う言葉,話す順番など,正しく解ってもらうには,いろいろ考える必要があります。「きつい~」と言いながらも,ノートに鉛筆を走らせている男の子の表情がよかったのが嬉しかったです。(*^^*)