わかっているのに…どうして?  「あぶないよ」(道徳/安全教育)

2年生の教室では,道徳の授業が進められていました。

黒板には,スーツにネクタイをした男の人から道を尋ねられている男の子の様子がわかる挿絵が貼られています。

先生「ぼくは,どうして車に乗ってしまったのかな?」

「いかのおすし,知らない人についていかないって知っていたのにね…?」

子どもたちからは,

「本当に,困っていそうだったし…優しそうだったから」

「助けてあげたら,ゲームを買ってくれるかも…」

「いざとなったら,車のガラスを割って逃げればいい!」など,思いおもいに考えが出されます。

先日は,不審者対応避難訓練に合わせ防犯教室も開きました。「誘拐・連れ去り」について,先生たちの寸劇を交えて,子どもたちに注意を呼びかけました。

今日は,道徳の授業の中でも,同様の学習場面に出くわすことができました。

防犯教室などで「自分の命は自分で守る!」「いかのおすし」を勉強している子どもたちですが,それでも相手を信用してしまう心,自分は大丈夫という油断する心が,自分にもあることをふり返る授業でした。