マルレ慰霊碑に献花(平和学習②)

8月4日の登校日には,各学年でも平和学習を行いました。

5・6年生は,切串小学校区にある「マルレ戦没者慰霊碑」にちなみ,マルレ保存会の岡野和正さんにお越しいただき,マルレの歴史についてお話をしていただきました。

マルレとは,旧日本軍の特攻艇部隊のことです。戦争末期,2000名近い若者が,マルレ特攻隊員として戦場に赴き,多くの尊い命を亡くしています。見せていただいた映像の中,多くの戦友を亡くされた元マルレ隊員の「勝ち負けなんか関係ない。戦争ほど愚かなことはない。」という言葉の重さに,多くの命,幸せ,未来を奪う戦争について考えた子ども達でした。教室での学習の後,慰霊碑までスクールバスで移動し,献花をしました。

8月6日の原爆の日を前に,夏の雲と青空,瀬戸内海の穏やかで青い海,遠く対岸に見える広島の街並みを見ながら,多くの尊い命が犠牲になった戦争の歴史を決して忘れてはいけないと考えました。貴重な学習となりました。(岡野様,ありがとうございました。)