小さな拍手にも大きな価値が
今日の朝,生活朝会がありました。
各クラスの前月の生活目標の反省や今月の目標発表の後で,生活委員からお話がありました。「この写真を見て,気付くことを発表してください。」から始まったお話は,トイレのスリッパや下駄箱の靴の並べ方について,良い例と悪い例を写真に撮り資料を作って,問題を提起してくれました。そのお話も良かったのですが,私がさらに嬉しかったのが,その後のことでした。生活委員の話が終わり,朝会の最後に「先生たちから何かありませんか」と進行の児童からの呼びかけに,A教諭が手を挙げて,前に出ました。
A教諭は,「いまのみなさんの姿を見ていて,感じたことを話していいですか?」と言いながら,お話を始めました。
「生活委員さんの問いかけに,何人かの人が気付きを発表してくれていたとき,みんなの中で拍手をしてくれた人たちがいました。これまでは,先生が先に拍手をして,みんなが後から拍手をしていました。今日の拍手は,そうではありませんでした。自分が良いなと思ったことに,自分から拍手をしていました。先生の後に続いてする拍手は,大きな拍手になります。さっきのみんなからの拍手は,それに比べると小さな拍手でしたが,自分から進んでできた拍手でした。最初に拍手をするのは勇気がいるけど,自分が良いと思ったら拍手ができる。すばらしいと思います。切串小学校が,どんどんよくなっていると先生は思いました。」
学校がどんどんよくなっていくのは,本当に嬉しいことです。
それを支えてくれているのは,子どもの成長を見つけてすぐに伝えてくれる先生たちのお
かげだと改めて感じた朝でした。(*^^*)